平成29年司法試験予備試験 口述試験(最終)の結果について

 2017年11月09日(木)に、平成29年司法試験予備試験の口述試験(最終)の合格発表がありました。「参考情報」はすべての受験生にとって参考となる資料ですので、ぜひ一度ご覧ください。

2017年第7回予備試験口述試験結果発表から分かること

 「参考情報」から受験者各層の合格率を計算し、主要層のみを抜粋して昨年のものと比較しています。

短答式試験について

 例年通り「大学在学生」の合格率は他よりも低いのですが、その短答を突破した在学生の論文の合格率は極めて高く、今年は「法科大学院在学中」の方を上回り約4割となりました。「大学在学生」の方はまずは短答対策を万全に行いましょう。

論文式試験について

 一般に、勉強期間が短く知識が必ずしも豊富であるとは言えない「大学在学生」の論文合格率がなぜ高いのか。最新の合格者再現答案の分析を通じて考査委員の採点傾向をきちんと把握し、答練で「合格る書き方」を練習することが何よりも大切になります。

短答合格率

・全体 21.4%(昨年23.2%)

・「大学卒業」 20.6%(昨年23.1%)

・「大学在学中」 18.4%(昨年19.7%)

・「法科大学院在学中」 21.1%(昨年24.1%)

論文合格率(対短答合格者)

・全体 20.4%(昨年17.7%)

・「大学卒業」 8.9%(昨年6.0%)

・「大学在学中」39.7%(昨年32.5%)

・「法科大学院在学中」 36.6%(昨年40.5%

口述試験結果

・受験者数 469人(昨年429人)

・合格者数 444人(昨年405人)

・合格点  119点以上(昨年119点以上)

・合格率  94.7%(昨年94.4%)

年齢別

 最多は今年も「20~24歳」の288人(昨年283人)で、最終合格者の64.8%(昨年69.9%)を占めます。

 なお、30歳以上の各年齢別も全てで昨年の人数を上回りました。30歳以上の合格者数は合計で100人となり、昨年の同70人から大幅に増加しました。

最終学歴別

 今年最多となったのは「大学在学中」の213人(昨年179人)でした。

 なお、他の最終学歴別も昨年の人数を上回りましたが、法科大学院在学中は109人と昨年の154人から大きく減少しました。