
第4回 民事訴訟法
・和田吉弘『コンパクト版 基礎からわかる民事訴訟法』(商事法務,2015)
定価:本体2,200円(税別)(商事法務HP書籍紹介)
<著者紹介>
・和田吉弘 立命館大学法科大学院教授(所属大学HP教員紹介)
『コンパクト版 基礎からわかる民事訴訟法』(以下「コンパクト版」という。)の著者である和田吉弘教授は,現在,立命館大学法科大学院教授で弁護士です。過去に,明治学院大学法学部助教授,東京地方裁判所判事,青山学院大学法科大学院教授,政府の法曹養成制度検討会議委員などを歴任されております。また,辰已法律研究所でも,「司法試験速応 民訴24h集中講義」「司法試験 本試験論文民訴法解説」などの御講義を担当されておられます。
そして,このコンパクト版は,本文・事項索引を含めて202頁の分量で,「法曹志望者から絶大な支持を受ける『基礎からわかる民事訴訟法』の概説書。法律事務所の職員の方,企業の法務部で訴訟を扱う方,法学部でまだ民事訴訟法を学習したことのない方などの初学者を対象にわかりやすく解説。」(上記商事法務HP書籍紹介)されております。
また,このコンパクト版は,図表を豊富に用いて初学者でも分かり易く解説されており,所々に4択の選択肢問題を入れ,各章の最後に確認問題(正誤問題)を入れるなどの工夫がなされており,理解を助けます。
さらに,各種試験直前期などのまとめノートとしても最適です。
<参 考>
今回,このコンパクト版を民事訴訟法の入門書としてお薦めさせて頂いた理由としては,その内容が非常に充実していることの他,民事訴訟法の基本書として,同じく和田吉弘教授の『基礎からわかる民事訴訟法』(商事法務,2012)が,法学部生や法科大学院生,司法試験及び予備試験受験生などに多く使用されているからです。
この『基礎からわかる民事訴訟法』は,「…学説の世界の民事訴訟法と実務の世界の民事訴訟法とを融合して解説した画期的なテキスト…」(下記法務HP書籍紹介)とされ,民事訴訟法学習者にとても人気があります。
そこで,近い将来この『基礎からわかる民事訴訟法』を読む前に,同一著者で強い互換性のあるこのコンパクト版を民事訴訟法の入門書として,お薦めさせて頂きました。
・和田吉弘『基礎からわかる民事訴訟法』(商事法務,2012)
定価:本体4,600円(税別)(商事法務HP書籍紹介)