松永講師が語る!【予備試験の本質】と【予備スタ論松永クラスの特長】

10/4に「【在学生のための予備スタ論】松永クラスのご案内」、という記事をお届けいたしました。

今回は、松永先生ご自身に、【予備試験の本質】【予備スタ論松永クラスの特長】と題して語っていただきました!

1.予備試験の現状と松永クラス

 最近の予備試験は、基礎的な論点をしっかり書ききれれば合格できるものになっています。ですので、大学在学中であるとか、ロースクールに行っているときに予備試験に合格される方も大勢いらっしゃいます。

 そこを踏まえて、この予備スタ論松永クラスにおいては、いわゆるベテランといわれる方も含めてなのですが、主に大学生の方が受かるためのコツ・テクニックをお話しさせていただければと思います。

【2.予備スタ論松永クラスの特長①予習講義】

 特長としては、まず予備スタ論の答案を書く前の週に予習講義をさせていただきます。主に趣旨・規範ハンドブックを利用して、スタ論のテーマを含めた全体についてお話しします。

 あまりにもフォーカスしすぎるとそこだけになってしまうので、次に出るであろう範囲を含めた全体というところで、この予習講義をさせていただきます。それによって、知識がつき、勉強する契機になるというのがひとつのねらいです。

【3.予備スタ論松永クラスの特長②予備スタ論解説】

 次に、1週間後に予備スタ論の答案を書いてもらい、そのうえで答案の解説を私が行います。解説では補助レジュメ・論証パターンを利用します。論点を理解することは当然として、典型的な論証については丸暗記していただきたいです。

 論証パターンは特に、理解したうえで丸暗記していただくものになります。典型的な論証をどういう形にして覚えればいいのか、論証パターンを示してご説明したいと思います。

【4.丸暗記の重要性

 私はある程度暗記することを強く推しています。やはり予備試験は時間に追われます。1時間10分で一つの答案を作り上げるには、10分くらいで答案構成をして書き始めないといけない。そう考えると、答案構成にそこまで時間を割けないんです。

 問題用紙と白紙が配られて、そこで答案構成をやっていると、合格答案に至る枚数を書くだけの時間がなくなってしまいます。答案構成の時間を短くするためには、論証パターンをある程度頭に入れておく必要があると思うんです。

 例えば、原告適格を論じるときに、原告適格ってなんだっけな…公益…個々人…というようなうろ覚えだと、遅れてしまいます。なのでそこに関してはもういっそ暗記してください。じゃあどう暗記するんだというところで、答案に使える形にした論証パターンをお配りします。

【5.予備スタ論松永クラスの特長③講師自身による予備スタ論採点・解説】

 さらに、日曜の東京LIVE受講生の方限定なのですが、皆さんに作成していただいた予備スタ論答案の中からセレクトして、私松永が採点したいと思います。そのうえで、この答案どこが良いのか、どこが悪いのかについてしっかりご説明したいと思います。

 そうすることによって、ある程度勉強のペースがつくれるかなと思うんです。予習講義があって、その予習講義を前提として、自分で勉強していただく。そのうえで予備スタ論答案を作ってもらう。それに関して、セレクトして私が採点しますし、さらに採点したうえで講義の中でどこが良いか悪いかに触れたいと思います。

 予備スタ論の予習講義をした翌週になりますが、解説もしっかりいたします。その際には補助レジュメと論証パターンをお配りしますので、理解したうえでしっかり覚えてください。

【6.本講義の対象】

 本講義をどういう方に取っていただきたいかというと、ある意味幅広くというところではありますが、まず大学生の方はウェルカムです。

 というのも、冒頭にも申したように、誤解を恐れずに言うと、今予備試験自体がかつてより受かりやすくなっています。受かりやすいというのは、簡単になったというよりは、勉強の方向性自体がわかりやすくなったのかなと思います。つまり覚えるべきものをしっかり覚えてそれを答案に表現できさえすれば受かるということです。

 昔ほど、これは何を書いたらいいのかな、というのが少なくなってきている中で、思考方法であるとか、答案を書ききる能力であるとか、その答案を書ききるために基本となる論証をどうやって行うのかをご説明したいと思います。

 さらに、勉強自体はしていて短答式試験は受かるけれども、論文式でちょっとつまずいているという方・知識自体はあるけれども、答案にどう表現していいかよくわかっていないという方に関しても、答案を採点しつつ講義で良い点悪い点について触れていく中で修正していければなと思います。

 じゃあ全員じゃないか、という話かもしれませんが、ある意味全員かもしれないです。やはり予備試験は、書くべき知識をしっかり書けるようにしてしっかり書く、本当にこれに尽きるんです。それさえできていればいいので、それを私なりに第1クール・第2クールを通してお話しさせていただければと思います。

【7.どのように指導していくか】

 大学生の方は、在学中合格、場合によってはロースクールの1年目で受かるといったところで、勉強法を指南させていただければと思います。短答式試験には受かるけれども論文式試験でつまずいているという方には、知識をどのように答案に反映していけばいいのかをしっかりご説明させていただこうと思います。


☆「予備試験スタンダード論文答練 松永クラス」のパンフレットは、こちら

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☆スケジュール&受講料の詳細は、こちらをご覧ください。

※今からでも間に合います!

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※通信部WEBスクール受講もございます!

「WEBスクール」とは、辰已のWEBスクールにご登録いただき、パソコンやスマホで講義を視聴する受講形態です。答案の提出はメールでも可能です。

★通信部は、他に[WEB+DVDコース]、[DVDコース]もございます。