2020司法試験論文本試験 刑事訴訟法 出題大予想

 毎年辰已法律研究所では、試験中休みにおける学習の便宜のために、「司法試験論文本試験 刑事訴訟法出題大予想」と題する教材を提供しております。

 そして、平成29年配布教材掲載の平成20年度旧司法試験刑事訴訟法第2問(弾劾証拠)、平成30年配布教材掲載の平成22年度旧司法試験刑事訴訟法第2問(伝聞証拠と非伝聞証拠の区別)、令和元年配布教材掲載の公判前整理手続後の訴因変更に関する裁判例は、ズバリ的中しております。

 とりわけ、昨年(令和元年)配布教材に掲載した公判前整理手続後の訴因変更に関する東京高判平成20年11月18日・高刑集61巻4号6頁は、法務省発表の出題趣旨に大きく掲載されており、また、受験生にとって捜査法の重要判例や伝聞法則などと比較して、当該テーマはどうしても手薄になりがちであり、本当に助かったとの声を多く頂きました。参考までに昨年のズバリ的中部分と法務省発表の出題趣旨の該当部分を下記PDFにて掲載します。

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<ご参考>2019司法試験刑訴法ズバリ的中部分及び法務省発表の出題趣旨の該当部分
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 今年は、新型コロナウイルス感染症に配慮し、辰已法律研究所では、司法試験初日の朝に教材冊子などを試験会場周辺で配布することを取りやめました。そこで、その代わりに、「2020司法試験論文本試験 刑事訴訟法出題大予想」を下記PDFにて公開致します。

 なお、本教材は、New辰已・司法試験全国公開模試受講生の皆様に先行公開した「刑事訴訟法出題大予想」と同一内容です。

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2020司法試験論文本試験 刑事訴訟法出題大予想.pdf
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 令和2年司法試験論文式試験刑事系科目第2問(刑事訴訟法)の実施まであと僅かです。直前対策としては、本教材の通読のほか、本教材掲載の判例などについて、刑事訴訟法判例百選(第10版)や宇藤崇・松田岳士・堀江慎司『刑事訴訟法』(リーガルクエスト)(有斐閣,第2版,2018)などのお持ちの基本書などで再確認されるとよいでしょう。

 本教材が令和2年司法試験受験生の皆様の学習の便宜となれば幸いです。

 受験生の皆様の本試験でのご健闘・ご成功をお祈り申し上げます。